2021-06-14 第204回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
当時、日本漁船は、ロープにつないだカニ籠を海底に下ろして操業していました。操業中だったんですけれども、ロシア船が接近したのに気づいたとしても、なかなかすぐに移動するということが不可能な状況だったということでした。そこに横から大型の船が突っ込んできたということでした。
当時、日本漁船は、ロープにつないだカニ籠を海底に下ろして操業していました。操業中だったんですけれども、ロシア船が接近したのに気づいたとしても、なかなかすぐに移動するということが不可能な状況だったということでした。そこに横から大型の船が突っ込んできたということでした。
大和堆周辺水域は、イカ釣り漁業、カニ籠漁業、底引き網漁業の好漁場ですが、近年、この漁場を狙って違法操業を目的に我が国排他的経済水域に侵入する外国漁船等が後を絶たず、我が国漁船の安全操業の妨げにもなっていることから、大きな問題となっております。
○田名部匡代君 このカニ籠も、漁船のプロペラなんかに絡み付いて重大な事故になりかねないというようなお話も伺っています。まさに、海に囲まれた日本、我が国のその資源というものをしっかり守っていかなければならないというふうに思いますし、特に、やはり国土の条件的にも海の資源に依存して生きていかなければならないというような状況だというふうに思っています。
あわせて、オホーツク海では違法カニ籠が多数敷設されているというような話も聞いておりまして、これはまさに違法、無報告、無規則のIUU漁業によるものというふうに聞いております。これらに対してはどのような対応を取られているんでしょうか。
このため、水産庁では、漁業取締り船を派遣いたしまして、この外国船籍の船舶による違法操業に対する取締りを行うとともに、外国船籍の船舶が違法に設置しているカニ籠漁具を押収しております。平成二十九年におきましては十件の押収事案がありまして、九百八十個のカニ籠漁具を押収しております。これと同時に、その中にいた約二十四トンにも上るそのズワイガニを海中に戻しているというような実態があります。
漁業分野の外国人技能実習でございますが、カツオ一本釣り、はえ縄漁業、イカ釣り漁業、巻き網漁業、引き網漁業、刺し網漁業、定置網漁業、エビ・カニ籠漁業、ホタテガイ・マガキ養殖作業といった九つの作業を対象として実施されているところでございます。